VW パサート に改良新型、部分自動運転は210km/hまで対応…欧州で発表
VW パサート に改良新型、部分自動運転は210km/hまで対応…欧州で発表
—————————-
フォルクスワーゲンは2月6日、改良新型『パサート』(Volkswagen Passat)を欧州で発表した。セダンとワゴンの『パサート・ヴァリアント』が、同時に発表されている。パサートは、フォルクスワーゲンの上級セダン&ワゴンだ。初代のデビューから45年という伝統のモデル。現行の8世代目モデルまでの世界累計販売台数は、2900万台を超えており、世界で最も成功を収めているミドルクラス車のひとつだ。現行パサートは2014年秋、パリモーターショー2014で発表された。この現行パサートがデビューから4年以上を経て、初の本格改良を受けている。◆フロントマスクを中心にイメージチェンジ改良新型では、エクステリアが変更を受けた。フロントはバンパーやグリルが新デザインとなる。ヘッドライトは最新のLEDとなり、オプションで「IQ.Light」と呼ばれるLEDマトリクスライトが選択できる。これは、新型『トゥアレグ』に続く設定となる。リアは、バンパーや立体的なテールランプが新デザインだ。バンパーには、デュアルエグゾーストが組み込まれる。ホイールも新デザインとなり、ボディカラーはブルーなどの新色が3タイプ用意されている。◆第3世代のインフォテインメントシステムはデジタルコクピットにインテリアは、新デザインの3本スポークステアリングホイールを採用。トリム類も見直しが図られた。最新の車載コネクティビティも採用する。「MIB」と呼ばれる「モジュラー・インフォテインメント・マトリックス」は第3世代に進化した。スマートフォンアプリと連携するためのインターフェースには、フォルクスワーゲンとして初めて、Apple「CarPlay」によるiPhoneアプリのワイヤレス統合が可能になった。この第3世代のMIBはデジタルコックピットとなっており、従来の「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」に対して、機能が強化されている。ハイコントラストのグラフィックディスプレイは、鮮明かつ高品質。新デザインのマルチファンクションステアリングホイールのボタン操作で、3種類のディスプレイ構成をカスタマイズできる。新開発のインフォテインメントシステムには、SIMカードを標準で付属し、インターネットへの常時接続を実現する。また、リアルタイムの交通情報を、ナビゲーションに反映させた。新しいミュージックストリーミングサービス、インターネッ…