SUZUKIスポーツスペシャル富士山女子駅伝2024▼大学女子駅伝の頂点へ!2024年12月30日 FULL SHOW
SUZUKIスポーツスペシャル富士山女子駅伝2024▼大学女子駅伝の頂点へ!
大学女子駅伝の頂点を決める大会「富士山女子駅伝」を生中継!このチームで繋ぐ最後のタスキリレー。霊峰・富士の麓で混戦必至の今大会を制するのは果たして…!
#suzuki #駅伝 #富士山女子駅伝2024
見どころ
“霊峰富士”の麓が舞台となる富士山女子駅伝
2024年も残りわずか。駅伝界が最も盛り上がる1週間が、ここ富士山から始まる!
実業団の日本一を決めるニューイヤー駅伝、男子学生日本一を決める箱根駅伝。
それに先駆け、女子の学生日本一が12月30日、“霊峰富士”の麓で決する。学生スポーツだからこそ1年間という限りがあるチームの集大成・真の日本一を決める大会であり、大学女子駅伝を締めくくる、年末の風物詩として定着してきた。
舞台は世界遺産・富士山の麓を駆け抜ける全7区間・43.4km!
富士山と大鳥居の絵力あるスタート地点
(富士山本宮浅間大社)
スタートは、全国1300余りある浅間神社の総本山、富士宮市・富士山本宮浅間大社。晴天に恵まれれば富士山と浅間大社の大鳥居が見守る中、号砲の時を迎える。そして富士川沿いや田子の浦港、富士山しらす街道など富士の名所を巡る舞台は、至る所から富士山が望めるコースとなっている。
最終7区 高低差169m『魔の坂』
しかし、その区間編成は、女子駅伝の中でも随一の過酷さと多様性を併せ持つと言っても過言では無い。最短の3.3㎞から最長10.5㎞の多様な区間距離。富士山からの傾斜が生み出すアップダウンや、海岸沿いには強烈な海風が選手の行く手を阻む。
そして、最終区間には高低差169m、ビルに例えると50階にもおよぶ『魔の坂』が待ち受けている。また実業団の駅伝を含めて全43.4kmは女子駅伝最長。類をみない過酷なコース設定は、区間ごとに特性が違うため、どの選手をどの区間に配置するのか、各チームの戦略にも注目。
中継テーマソングはLittle Glee Monster「Million Miles」
今年も大会を盛り上げます
一昨年、10回目の記念大会を節目として、中継テーマソングをリニューアル。透き通った歌声とメロディーが魅力の女性ボーカルグループ、「Little Glee Monster」書き下ろしの「Million Miles」。冬の朝の静寂と、ランナーたちの熱量や高揚感を示すかのような力強さを表現したメッセージソングが今年も番組を彩ります。
絶対女王・名城大学が大会史上初の7連覇を成し遂げるか
6年連続 大学女子駅伝二冠達成!
過去にこの大会を制したことがあるのは名城大学と立命館大学の2校のみ。
まずは今年勝てば7連覇となる名城大学。富士山女子駅伝は2018年から6連覇、全日本大学女子駅伝は2017年から7連覇。まさに名城時代を作り今年も充実の戦力でシーズンを迎えた。駅伝力に定評のある主将の谷本七星(4年)、昨年のワールドユニバーシティゲームズ代表の原田紗希(3年)、U20世界選手権3000m代表の山田未唯(2年)など、大学女子駅伝を象徴する駒が揃った。しかし10月に行われた今年の全日本大学女子駅伝では、まさかの4位。序盤の出遅れが予想以上にのしかかった。それでもこの結果に対して主将の谷本は前を向く。「負けたことは変わらない。でも挑戦者になれた。」前人未到の富士山7連覇へ、強い決意を持って大会に挑む。
全日本学生女子駅伝制覇の立命館大学が7年ぶり女王奪還へ!
主将の4年村松灯 7年ぶりの女王奪還で二冠なるか!?
絶対女王名城が4位に沈んだ全日本大学女子駅伝で9年ぶりの優勝を果たした立命館大学。勢いそのままに富士山女子駅伝で2冠達成を狙う。その全日本では6区間中3区間で区間賞を達成!2区でU20日本代表の黄金ルーキー山本釉未(1年)が、区間新となる圧巻の大学デビューを果たすと、3区でキャプテン村松灯(4年)も区間新の快走。アンカー区間6区ではこれまでケガに苦しんできた土屋舞琴(3年)が初の全日本で区間賞。他区間でも全て3位以内と抜群の強さで大会記録を更新。長く続いた名城一強時代に終止符を・・・常に「優勝」を目標に掲げてきた関西の雄が集大成となる富士山女子駅伝で2冠を狙う。
その他の大学が優勝すれば「初優勝」
4年不破聖衣来!有終の美を飾れるか!
群雄割拠の大学女子駅伝界で異色の輝きを放つのが拓殖大学の不破聖衣来(4年)。「過去最高の逸材」と高橋尚子氏に言わしめるほどのポテンシャルを持ち、1年次には、10000m初レースで日本歴代2位(現在3位)の記録を出し陸上界に衝撃を与えた。また同年の富士山女子駅伝では各校のエースが集う5区で10人抜き。区間記録を1分54秒も塗り替え、新たな不破伝説を生み出した。それから2年間、ケガと向き合う日々が続き思うような結果を残せず迎えたラストイヤー。今年10月の全日本大学女子駅伝ではエース区間を走るも区間7位。チームを担う彼女にとっては悔しい結果となりレース後には涙がこぼれた。大学ラストランとなる今大会で、”正真正銘”の復活を遂げ、有終の美を飾ることができるのか。自ら打ち立てた金字塔を打ち破り、チームを初優勝へと導く。
2年サラ・ワンジル 5000m日本学生記録保持者
過去最強の呼び声が高いのは大東文化大学。昨年の富士山女子駅伝は7区間中5人が1年生という異例のオーダーで挑んだが、結果は堂々の3位。そのダイヤの原石たちは2年生になりさらなる成長を遂げた。全日本大学女子駅伝では、2年生3人が区間賞&大東文化記録を更新。日本学生女子ハーフマラソン優勝のエース、野田真理耶(2年)が1区の区間新記録を塗り替える圧倒的な走りを見せると、昨年からチームの主力として出場している蔦野萌々香(2年)も4区で自身初の区間賞に輝いた。5区で区間賞を獲得したサラ・ワンジル(2年)は、関東インカレ10000mで32分02秒87の大会新記録を含め二冠。12月には5000mの日本学生新記録の15分00秒68を記録し、2年生にして学生最速ランナーに成長。過去最強のチームが出来上がりつつある。
4年尾方唯莉 (関東インカレ1500m優勝)
前回大会、過去最高位の2位でフィニッシュした日本体育大学は、去年の日本学生個人選手権で10000m優勝の山﨑りさ(4年)がラストイヤー。さらに2年前の大会で6区区間賞の嶋田桃子(4年)や関東インカレ1500m優勝のスピードランナー・尾方唯莉(4年)、日本インカレ3000m障害優勝の齋藤みう(4年)など様々なジャンルでタイトルを獲得してきた実力者達が集大成の走りを見せる。
3年高橋葵
(関東インカレ10000m日本選手トップの2位)
さらに今年の大学女子駅伝界に旋風を巻き起こしそうなのが、全日本大学女子駅伝で20年ぶりの3位表彰台に上がった城西大学。関東インカレ10000mで日本選手トップの2位に入った髙橋葵(3年)や富士山で2年連続区間4位に入っている兼子心晴(3年)、関東インカレで、初の10000mで6位入賞の金子陽向(3年)など、3年生トリオが今年もチームを引っ張る。さらに、下級生ランナーの成長も著しい。いずれも全日本大学女子駅伝で区間2位の鈴木優菜(2年)と石川苺(2年)、関東インカレ5000m5位入賞の新星・本澤美桜(1年)など、2000年以来の日本一に手が届きそうなメンバーが揃った。
4年生にとっては大学生活の集大成
一本のタスキに思いを乗せて!
日本全国から集う全24チームが、集大成の戦いに挑む!
12月30日、百花繚乱の富士山女子駅伝が今年の駅伝シーズンを締めくくります!