スバル クロストレック 試乗!「ボクサーエンジンの味濃いめ」

新型スバル クロストレックのパワーユニットは、伝統の水平対向4気筒DOHCを受け継いでいる。

だが、1.6Lエンジンが姿を消し、2.0LのFB型筒内直接噴射エンジンにモーターを組み合わせたパラレル式マイルドハイブリッドの「e-BOXER」だけに絞り込まれた。

ロングストローク設計のFB型ボクサーエンジンは、1995ccの排気量で、パワースペックは最高出力107kW(145ps)/6000rpm、最大トルク188Nm(19.2kg-m)/4000rpmと発表されている。

これに10kW/65Nm(13.6ps/6.6kg-m)を発生するモーターを加えているが、基本構成や数値はXVと変わらない。

だが、新型クロストレックの「e-BOXER」は、モーターアシストの特性を変え、無段変速機のリニアトロニックなどの制御にも改良のメスを入れた。

穏やかにスタートすると、モーターだけのEV走行が可能だ。そこからアクセルを踏み込むと瞬発力鋭い加速を見せ、一瞬のうちにクルマが軽くなったように感じる。

XVよりモーターの存在感が増し、パワーとトルクが瞬時に立ち上がるからクルマがグッと前に出た。

Posted by asami