新型ノア・VOXY 月間登録台数から読み解く納期見込み

日本自動車販売協会連合会発表の月間登録台数データから、ノア・ヴォクシー納車時期を読み解いてみました。

先日、1~6月までのブランド名別の月毎登録台数データが発表されました。
これによると、
6月単月での販売台数は
・ノア    4,302台
・ヴォクシー 4,207台
   計   8,509台

1月~6月 累計登録台数は、
  ノア    23,642台
  ヴォクシー 22,609台
   計    46,251台

一方、ノア・ヴォクシーの受注数量は、先行予約開始から2カ月(2月中旬)で、約70,000台との発表がされています。
その後、毎月30,000の受注があったと想定すると
・先行予約から2カ月 70,000台
・3月~6月の想定受注量は、30,000台×4カ月=120,000台となり、
合計190,000台となります。

この受注量から、1~6月の累計登録実績を差し引くと
190,000−46,251=約143,000台
が潜在受注残となります。

6月のノア・ヴォクシーの登録実績が、二車種合計で約8,500台/月となっています。(ノア4,302台、VOXY4,207台)

今後このペースで、毎月の登録台数が推移していったと考えた場合

6月末の潜在受注残の解消月数は、
6月末時点の潜在受注残/毎月の登録数=
143,000/8,500=16.8カ月かかる見込みとなります。

仮に生産能力が、各車6,500台/月(二車種合計13,000台/月)となった場合、
6月末潜在受注残の解消月数は
6月末時点の潜在受注残/毎月の登録数(13,000)
143,000/13,000=11カ月となります。

今後、生産が軌道に乗れば
各車8,000台/月(二車種合計16,000台/月)の生産も十分期待できます。

この場合の受注残の解消は、
6月末時点の潜在受注残/毎月の登録数(16,000)
143,000/16,000=8.9カ月となります。

本来望むべき安定供給は、
(毎月の受注数量=生産数量)となります。

それを考えた場合、安定供給には、各車とも月間10,000~15,000台/月
(二車種合計で20,000~30,000台/月)の生産台数にしていかなくてはいけません。

なかなか先を見通せない社会情勢ではありますが、毎月発表される、登録台数の推移を確認しながら、期待に胸を膨らませていきたいですね。

(By まこメイパパ)

Posted by asami